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マレーシアでの生活費!2014年度まとめ [現地での生活費]

当ブログの一番人気記事はマレーシアでの生活費についての記事です。
2014年を振り返って、平均で毎月どの程度の出費があったのかをまとめてみました。

まずは、昨年紹介した移住直後の支出は以下の通りでした。
(1RM=32円で計算)

*住居費:RM2,000(64,000円)
*電気:RM40(1,280円)
*水道:RM25(800円)
*携帯電話(2台分):RM90(2,880円)
*プロバイダ:RM130(4,160円)
*自動車ローン:RM560(17,920円)
*ガソリン:RM100(3,200円)
*食費・日用品:RM800(25,600円)
*外食・レジャー:RM400(12,800円)
*買い物:RM100(3,200円)
*医療費:RM30(960円)
*子どものデイケア(2人分):RM900(28,800円)
--------------------------------
合計:RM5,175(約165,600円)

2014年、1年間の平均支出は以下のようになりました。
(1RM=35円で計算)

*住居費:RM2100(73,500円)+RM100
*電気:RM50(1,750円)+RM10
*水道:RM34(1,190円)+RM9
*携帯電話(2台分):RM60(2,100円)-RM30
*プロバイダ:RM129(4,515円)±0
*自動車ローン:RM560(19,600円)±0
*ガソリン:RM250(8,750円)+RM150
*食費:RM830(29,050円)+RM30
*日用品:RM185(6,475円)+RM185
*外食・レジャー:RM598(20,930円)+RM198
*買い物:RM820(28,700円)+RM820
*医療費:RM10(350円)-RM20
*長男インター(月割):RM1,582(55,370円)+RM1,582
*次男デイケア:RM600(21,000円)-RM300
--------------------------------
合計:RM7,808(273,280円)+RM2,734

日本円で比較すると10万円以上も違いがありますが、これは為替の変動があったためです。(前回は1RM=32円で計算していたのですが、今回は35円で計算しています。)
最近また32円、33円台をうろうろしていますが、これから移住を考えられる方は1RM=35円で計算しておいたほうが良いかもしれません。
わが家はマレーシアで就職しており、給料はRMでもらっているので為替の影響はほとんど受けていません。

支出が増えた要因は以下の3点です。
1. 長男のインターナショナルスクールへの入学。
2. 買い物の金額が多くなりましたが、これは1年間の平均であり、家具や家電を購入した分も含まれています。実際は毎月こんなに多くはありません。
3. 所得税26%がひかれなくなり、また日本の持家を賃貸に出して家賃収入が増えたため余裕が出てきました。その結果、どうなるかわからなくて切り詰めていた移住当初よりも、外食や買い物にお金をかけて生活を楽しめるようになってきました。

一番大きな支出は子どもの学費なので、支出は子どもの年齢や通う学校によってずいぶん変わって来るでしょう。
わが家も次男がYear1になる2016年9月からはさらに支出が増えるため、それまでに支出を減らすか、収入を増やす手段を考えなければなりません。
とりあえず、現在はこんな感じで楽しく暮らしています。

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Westlake International Schoolを見学しました [幼稚園・小学校]

先日参加したインターナショナルスクールフェアで印象に残った「ウエストレイク インターナショナルスクール」に見学に行ってきました。
なぜ印象に残ったかと言うと、スタッフの方に日本語で話しかけられたからです。日本語の学校案内もいただきました。
自由に見学ができるオープンデイがあったので、イポーへの旅行も兼ねて見学に行ってきました。

<WEBサイト>
http://www.westlakeschool.edu.my/

<場所>
マレーシア第3の都市、イポーから車で20分くらいの場所にあるペラ州カンパー(Kampar)という所にあります。KLとペナンの間にあり、KLからは車で2時間ほどの距離でした。



<環境>
途中、かなりの田舎道を通りました。名前の通りWestlakeという湖のすぐ隣りにあります。
近くにはマレーシアの有名大学「Universiti Tunku Abdul Rahman」のPerakキャンパスがあり、大学生も多く見かけました。
すごくのどかな場所で、自転車で子どもたちだけで走り回っている風景はマレーシアでしばらく目にしてなかったもの。
KLは車の交通量が多く、運転も荒いので、子どもたちだけで自転車に乗るなんてとんでもないことなのですが、Kamparは田舎だし、学生が多いこともあってか自転車をよく見かけました。
山と湖に囲まれており、空気がきれいだと感じました。湖では地元の人が釣りを楽しんでおり、散歩できる遊歩道も整備されていました。

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<カリキュラム>
マレーシアの多くのインターナショナルスクールで採用されているケンブリッジカリキュラムを採用。
イギリスの国際中等義務教育終了資格「IGCSE」0レベル取得を目指すカリキュラムです。
IGCSEをパスするとイギリスの高校卒業認定試験であるA Level取得を目指します。
マレー語、マンダリンも勉強するそうです。
英語補修クラス(ESL)もあり、1学期RM1,300で利用可能です。
見学に来ていたのは中華系が多いようでしたが、スタッフのお話では、スペイン人や日本人の生徒もいるそうです。掲示物にはタイ人らしい名前も見ることができました。

<施設>
学校はできたばかりで、建物がすごくきれいでした。
図書館やホールのデザインも素敵で、食堂もオープンな感じです。
子どもたちは早速走り回って遊んでいましたが、スタッフはにこにこと見守ってくれました。
感心したのは体育館です。なんと壁一面に卵を入れる緩衝用の容器が張り付けてあり、ぶつかってもけがをしないようになっています。カラフルにペイントされ、見た目も効果もコストパフォーマンスもよい、このアイデアに感心しました。
もちろんプールやサッカーコート、テニスコートなど、スポーツ施設や理科の実験室、大きな鏡のあるダンススタジオ、美術室など施設は整っています。
生徒向けのカウンセリングルームもありました。

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<スタッフ>
スタッフの方はみなさんにこやかで、親切に案内してくれました。
フェアでお会いしたスタッフの方にお会いし、校内を案内してもらいました。その時の会話はすべて日本語。イントネーションなどは多少違いますが、意思疎通には全く問題ありません。
そのスタッフの方は、日本での留学フェアなどにも参加し、JTBやHISとも協力して日本人の誘致に積極的に取り組まれているそうです。
日本語の学校案内もあって、わかりやすく、本当にありがたいです。

<寮>
この学校の特色は生徒向けの寮だけでなく、家族向けの寮も用意されていること。
生徒向けの寮は学校から目と鼻の先にあり、2人部屋で、寮母さんがお世話をしてくれます。
家族と一緒に住みたい場合は1ブロック先に家族向けの寮があります。寮と言っても家族単位で一軒家を借りるため、普通に賃貸を借りるような感覚で家族だけで住めます。私たちが見学したのは2階建てで家具、家電付き、3BED、3BATHでした。
その区画には寮だけがあるので、安心して前の道路で自転車に乗ったり、友達と遊んだりできそうです。
車で10分ほど行ったところにも家族用の寮がありました。こちらも普通の一軒家ですが、かなり広かったです。
学校まで歩いていけない代わりに、家の前までスクールバスが来るので、朝夕子どもをバスに乗せるだけで送迎不要なんだそうです。
なんと、家具家電付きで家賃がRM1,500/月、家具なしでRM1,000/月だそうです。安い!

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<物価>
近くにGiantやTescoなど、マレーシアでは有名なスーパーが近くに3つあり、買い物には困らないです。
外食が主流のマレーシアなのでもちろんローカルフードのお店はたくさんありました。KLよりも物価は安くて2/3以下という印象でした。
ただ、味噌などの日本食材を買うのは難しいかもしれませんので、KLやイポーに行ったときに買いだめする必要があるかもしれません。

<学費>
学費が安くてびっくりしました。
長男が通っている学校の半額以下です。

*入学金:RM600
*学費:1タームの価格(3学期制)
・Year1:RM2,500 / 年間255,000円
・Year2:RM2,500 / 年間255,000円
・Year3:RM2,900 / 年間295,800円
・Year4:RM2,900 / 年間295,800円
・Year5:RM2,900 / 年間295,800円
・Year6:RM2,900 / 年間295,800円
・Year7:RM4,800 / 年間489,600円
・Year8:RM5,100 / 年間520,200円
・Year9:RM5,500 / 年間561,000円
・Year10:RM5,900 / 年間601,800円
・Year11:RM6,000 / 年間612,000円
・A levels:RM5,750(4学期制)

※RM1=34円で計算

物価の上昇を見込んで、学費は1年ごとに5%から15%ほどの値上げが予想されるそうですが、値上がりしても安いです。
同じく、他のインターも値上がりするわけですし。

<サマースクール>
日本の子どもを対象としたサマースクールがあるそうです。
以下、実際に頂いた日本語のメールをご紹介します。

--------------------------------
この度、日本の子供たちのために育成教育プログラムを企画いたしました。
2015年の夏のプログラムとして 第一回目は7月、8月に開始されます。
2週間そして4週間滞在プログラムを2パターンご用意いたしました。1週間ごとに28時間のプロアクティブなEnglish in Actionクラスで
英語を通じてより豊かに積極的な育成を目指します。
また、短期学生のために、ゴルフレッスン、エコツアーやクアラルンプールショッピング観光のような様々なオプションもカルキュラム活動として提供しています。
キャンパス内には24時間セキュリティーで保たれた学生の為のボーディングハウスという宿泊施設をはじめ、学校内にはスイミングプール、バスケットコート、テニスコートやPCルーム、カフェテリアなどいろいろな施設も完備されています。
私たちはあなたとあなた方のお子様のために素晴らしいサポートが出来ることを心から願っています。
--------------------------------

わが家も予定が合えば参加したいと思っていますので、日時や参加費用など詳細を問い合わせるつもりです。また詳細をお伝えします。

長男は現在「Rafflesia international school」に通っており、毎日楽しく過ごしています。英語の力もぐっと伸びました。
マレー人だけでなく、中華系やインド系など様々な文化が混じり合うマレーシアで、しっかり自分を主張する力をつけてほしいと思う反面、高騰する教育費の心配があるのも事実です。また、子どもが一人で外出できなかったり、外遊びの機会が限られてしまうのも気になっていました。

Kamparは田舎ですが、日本でも田舎出身の私たちには懐かしい感じもし、何よりもきれいな空気と湖と山に囲まれた環境に魅力を感じました。学費が安いので、長期休みに旅行に行く余裕もできるでしょうし、KLまで車で2時間かけて週末に買い物に行くのもそれほど苦ではありません。
お金の心配を減らし、子どもが小さいうちにゆったりと家族4人で過ごせる時間を持てる方が結局は幸せじゃないのかなと考えてしまいました。
家族はもちろん、母子での移住にも最適だと感じます。

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インターナショナルスクール・親と教師の本気度 [幼稚園・小学校]

長男がインター校のYear3に入学してもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。インター校での入学式とその後にあった懇談会の様子をレポートします(教育系の仕事をしていたのでかなりマニアックな内容です)。

日本のような入学式はなく始業式のような感じでした。理事長と校長先生からのお話の後、校歌を歌い、先生の紹介、その後クラスに分かれて教室に向かいました。Year3は14人で担任はイギリス生まれのインド人、アシスタントティーチャーは中華系の先生でした。生徒はほとんどが中華系で2人インド系の男の子がいました。後から知ったのですが、なんとハーフで日本語を話せる子がいました。長男ラッキーです。

途中で先生から話があると言われ、私たちはドキドキ…。先生からは長男はまだすごく緊張しているので、なるべくリラックスできるようにELSの先生とも連携していくと言われました。とにかく長男がリラックスしてComfortに過ごせることを目標にしていくそうです。先生は子どもたちの話を一人ひとりよく聞いていて、すごく優しそうで熱心な感じでした。
 
2週間後にはParents Nightという講演会があり、その後担任の先生と話すというイベントがありました。長男、次男と参加したら子どもを連れてきていたのはわが家だけで、講演会中静かにさせるのに神経を使い、どっと疲れました。講演会はKirkby International Schoolの校長先生が教育についてお話をされました。単に知識の詰め込みだけでなく、自分で考えて行動していく子どもを育てる教育をしていく必要があるという内容でした。参加していたのは中華系の方が多く、みなさんとても熱心に聴かれていました。途中で携帯を見たり、居眠りをする人は一人もいなかったのが印象的です。

そして担任との懇談会。参加は中華系のお父さん2人とお母さん1人、そして私たち家族でした。担任の先生からどういうことを勉強しているか、何を目的として教育を行っていくかと言う話がありました。先日は家からコスチュームを持っていき、ファッションショーをしたそうです(長男は指示がわからず、何も持って行きませんでした)。これはIPCという授業の一環で先生は生徒がSee(観察して色々なことに気づく)から、Think(気づいたことを元に考える)からWonder(自分なりの疑問を持つ)に移行するようにサポートするのだそうです。今後、ローマ時代のファッションはどんなものか、どんな機能・理由があるのか(歴史)、エジプトやヨーロッパなど外国のファッションとその機能・理由(地理)などをPCを使って子どもたち自身に調べさせたりして(ICT)授業を展開していくそうです。
 
ちなみにIPCとは、イギリスのBath大学で考案されたInternatinal Primary Curriculumの略で国際的な初等教育のカリキュラムです。教科ごとに教えていくのではなく、一つのテーマで教科を横断した授業を展開して各教科の総合的な力をつけていくという方法です。
 他にも子どもたちが注目しやすいように色使いや配置に配慮して掲示を行うなど、子どもの発達段階や認知機能の発達にかなり詳しく、そして先生自身が教育に対して情熱を持ち、しっかり考えて工夫している姿が良く伝わってきました。
さらに、HRでは英語が苦手なうちの長男がクラスの中で活躍する場を持てるように、「おはよう」「こんにちは」など、簡単な日本語を紹介するコーナーがあるそうです。この説明を聞いた中華系のお父さんが私たちの方を見て「That’s Nice」とにっこりしてくれました。先生の気遣いも、自然に受け入れてくれる保護者の存在も本当にありがたいです。

興味深かった点はClassroom Ruleが黒板に掲示されていて、各自のサインがしてありました。先生は怒らないのだそうです。子どもが授業中ふざけたり、遊んでいたりすると、「このルールに違反しているよ、ちゃんとサインしたから守りましょう」と言うのだそうです。子どもたちはなぜ先生に注意されたのかが明確なので受け入れざるを得ません。こうしてルールを守ることを教えていきます。
教室の前には雨と虹と太陽のマークがあり、悪い行動や良い行動をすると、それに応じてそのマークがもらえるのだそうです。「お友達がふざけてて雨マークもらったよ」「今日は算数で答えたら晴れマークもらった」と長男は毎日楽しみにしています。

また、これとは別にHouse Pointというのがあります。学校全体で縦割りに4つのグループが設定されており、いい行いをするとHouse Pointがもらえます。これはハリーポッターを参考にしたものだそうで、ポイント表の隣にハリーの写真が貼ってありました。長男はハリーポッターを見たことがないので、慌てて見せて、理解できたようです。これも「マンダリンのクラスでプリント読めたら先生がポイントくれた!」などと喜んでいます。行動面と学業面のポイントにわかれているので、学業面がいい子だけが褒められるわけではなく、どの子も活躍できるようにと配慮しているのだそうです。

印象的だったのは、参加したお父さん2人がどんどん先生に質問をし、どんどん議論が広がっていったことです。自分の子どもはどうかと聞くような質問はなく、Wonderを引き出すためにはこういうことが必要だと思うがそれについては先生はどう考えるかとか、高度な質問が多かったです。親も本気なら先生も本気というのがよくわかり、私たちはただただ唖然として見守るばかりでした。
長男もがんばっているし、私たちもがんばらなきゃなーと思いました。
ちょっと天然な長男は学校で何した?と聞いてもランチの内容とおいしかったかどうかしか教えてくれませんが、インド系の友達もでき、楽しく通っています。

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